毎月の月次チェックはやっぱり大事だと実感しました!

先日、非常にいい仕事が出来たな、と実感できる出来事がありました。

海外から製品を輸入している会社で社長の話だと粗利率が35%以上あるとの話でしたが、実際に試算表を作成してみると10%以上低い状況でした。
その前の月も粗利率が低かったのですが、その時は在庫品の処分セールをしたためだとのことで納得だったのですが、今回はどうも?でした。
これは、計算方法がどこか間違っているか、実際に粗利率が低い何らかの原因があるのではないかと考え、業績検討会を開いて検証をしました。

社長に問題点を指摘し、お話を聞いていると、海外の仕入先の工場をリスクヘッジのために増やしたそうなのですが、そうすると、それぞれの工場から別々の船で送られてくるため輸送費が多くなってしまうとのことでした。
また、ある程度の量を1度で運べれば一番効率的なのですが、企画が出来上がるのが遅いため、ぎりぎりになってしまい、納期の関係や展示会に間に合わすため等の理由で、一部の急ぐ商品を先に送って、それ以外はあとからとなってしまうため、それぞれに輸送費がかかってしまい非効率的だといいます。

やはり、社長の当初の粗利率の予想と実態が離れていたのには、それなりの原因があったわけです。これが、半年後に分かったのであれば対応策はそれだけ遅れることになるところでした。
翌月巡回監査などと呼ぶこともありますが、毎月の月次をチェックして数字を確認することの大切さを改めて感じました。

そこから、改善するとしたらどこが出来るでしょうか?と話を進めていくうちに、展示会などは日程が決まっているので早めに企画をできれば一度に運ぶことが可能とのことでした。
しかし、企画する人が忙しすぎて、現状は無理な状況。企画する役員の下につく人を増やす必要があること、企画・営業の人でベテランの人がいなく、しょっちゅう人が入れ替わりしているため、ある程度のことを任せられるレベルの人がいない、という組織内部の問題がでてきました。

その後、話はこの問題を解決するためにはどういう方向で進めていきましょうか?人材を外部から引き抜くのか、今いる人材を育てるのか?育てるにはどうするか等、今後の改善策を話し合いました。

これを数値目標に落とし込み、今後の状況を毎月の月次訪問時にチェックし、またその時々の状況を話し合っていきます。

こうした、
Plan(計画)      ・・・たとえば粗利率35%以上を確保
Do(実行)       ・・・実際の企業活動    
Check(検証)     ・・・毎月の月次でのチェック
Action(検証後の対策) ・・・業績検討会での問題点の洗い出しと改善策の検討

というPDCAサイクルを実行していくことにより、会社の黒字経営の助けになっていくと考えています。

2012/3/14(S)

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