金融円滑化法の延長綱引き

今日の日経に中小企業金融円滑化法の延長、綱引きとありました。

円滑化法で、だいぶ助けられた企業もあり、事実、倒産件数は減少したものの、利用後の倒産は急増。今後も増えるのは間違いないでしょう。

返済猶予はあくまでも時間稼ぎ。

その間に全体として景気がよくなればいいものの、そうではない現状、各会社が販売不振を克服するか、出来なければ経費の大幅な削減をするか、それとも倒産へ向かうのか、経営者に厳しい選択が迫られることでしょう。必要なのは返済猶予時に実現可能な経営改善計画を作り、経営者自身にそれを実現する覚悟があるか、に尽きるでしょう。

2011/12/24(S)

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