リクルートスーツの謎

どうも。月曜から飲むつもりで仕事をやっていたので、そういう予定でないということが判明してもなお自分で飲みに行ってしまった私です。


私は30歳を過ぎてAMの深夜ラジオにハマるという、タイミング外れも甚だしい人間です。でも好きになってしまったものは仕方ないので、AMはもっぱらTBSラジオのJUNKという深夜ラジオを聞いています(無論、ソフトで録音してね)。そのJUNKという一連番組の中に、「エレ片のコント太郎」という番組があります。そこで先日、「女性のリクルートスーツはエロい」という話になっていて、私は非常に興味深いなーと思ったのです。


うろ憶えなので何とも言えませんが、出演者が言っていた「エロく見える原因」は、

①体の線がかなりはっきり見える仕様である
②なんだか着慣れていない感じが出ている

というものだったと思います。


でね。この①については、確かにそうで、なんでそういう仕様なのかには疑問が湧いて当然な訳ですよ。そもそも、この、リクルートスーツなんてものはどっかの誰か(たぶん電博かコナカ)が考え出したものでしょ。私はもう今の求人とか面接の注意事項になにがしかの服装についての記述があるのか知らないが、まあ、誰もが「これを着ていけばアウトにはならないだろう」というものなわけだ。



この、体の線がはっきり出るデザインを「リクルートスーツ」とした人間はまず、九分九厘男だ。断言してもいい。よくテレビとかで取り上げられるような話で恐縮だが、男性の面接官は女性を面接する際に、その入れ込み具合というか、真剣度(或いは採用確率と言い換えてもいい)がその女性の容姿に比例するというのは有名な話だ。っとここで具体的なデータなどの出典がないのが申し訳ないが概ねそう。だって、あんたの会社にいる女性はスゲー可愛いor綺麗又はスゲー仕事できるのいずればかりなはずだからだ。



これは、一応出典ありの話なんだが、男性の半数近くは初対面の女性を見るとき最初に胸を見るらしい。言われてみればドキッとするような指摘だ↓

http://p.tl/4Any


と、なるとだ。所謂「リクルートスーツ」はそういうことを判別しやすい服装だと言えるだろう。つまり、「リクルートスーツ」とは、胸がでかくてついでに顔がいい女性を採用しやすくするためのものだった訳だ。何てこった。ユダヤ人の陰謀はこんなところまで来ていたのか!


・・・などという茶番はどうでもいい。


問題は、なんで全員判で押したような服を着て面接に行くのかってことさね。「フォーマルな格好で面接に臨まなければ」と真剣に思っているのだとすれば、じゃあなぜ誰もタキシードや燕尾服、又は紋付き袴で面接に行かないのか?日本人にありがちな、「だって、みんな着てるもん!」ってことか?全員同じ格好をしてりゃ少なくとも外見でマイナスされたりしねえだろってことか?


今もそうなのかもしれないが、私が就職活動をしていた2001年頃は会社説明会の案内に「普段着でお越しください」という意味の文言が書いてあった。私はといえば、まんまとスーツで説明会に行っていたので何を言う資格もないのかもしれないが、今にして思えばアホらしいとしか言いようがない。おれは、たとえば自分がレコード会社とか映画の配給会社の面接官だったら、完全なパンクスとかオタクみたいな奴を採用したいけどね。パンクとかメタルとかホラー好きなんだけど面接にはスーツなんて、クソの一言に尽きる。本当に働きたい業界があるなら、外見も含めて取りに行けよ。


話は現在の就職活動に飛び、今は割と強めに「おまえの普段着で来い」みたいなことが書いてある1次面接だとかがあるって話(「SPA!」調べ)だが、学生の中には「どういう格好で行けばいいですか」などとその会社に電話をしてくるスットコドッコイがいるらしい。あのなあ、そんなこと訊いてくる奴は採用されねえんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!


こうなるとだよ、じゃあ学生に普段着で来て欲しい企業は案内になんと書けばいいのか?「パジャマでお越しください」なのか?パジャマだったら流石にリクルートスーツは着てこれまい。或は「安来節の格好をして、家を出てから会社まで踊りながら来てください」なのか?これはキツいな。踊りながらだと時間がかかる。ってそこじゃないのかもしれんが。


・・・何の話だ。リクルートスーツの話か。


まあ、もうおれには関係ない話だからどうでもいいと言えばどうでもいい。


あ、因みに女性をスタイルと顔ばかりで採用する、という会社の傾向を改めるには面接官に男性と同数の女性を起用することですな。しかし、コレをやってもただ単にカッコよくてスラっとして男ばかりが採用されることになるだろうが。


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